コンビニ食品を通じて、麺文化の発信に挑む-株式会社麺棒

今回は中四国の大手コンビニエンスストアに向けた調理麺やスナック麺等の製造・販売をしている株式会社麺棒について紹介するよ!今回は業務管理課のSさんがインタビューを受けてくれたよ!

入社しようと思ったきっかけを教えてください。

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

もともと飲食に携わる仕事をしており、それに関連する新しい職業を探していました。麺棒の面接を受けたときに、社長と工場長が親しげに会話をしていて人間関係もよさそうだったので入社しようと思いました。

入社前に職場の雰囲気を知るのは大切ですよね!

事業内容を教えてください。

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

中四国の大手コンビニエンスストアに麺類のお弁当全般を卸しています。あと、豆腐や砂肝、たこ焼きなどのお惣菜も作っています。冬季には約2万食、夏季には約4万食、多いときには約5万食の商品を1日に製造しています。

1日にそんなにたくさん製造されているんですね!私もよく食べています!

提携を組むコンビニエンスストアで商品の規定はありますか?

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

毎週、麺評価というものがあり、麺の味やこしについての評価が行われます。評価で一定以下の点数だった場合、再度提出することを求められます。新商品のアイデアは基本的にコンビニエンスストアで出されますが、中四国限定の商品に関しては自社から考案できます。新商品が出るのは年に1.2回ですが、商品の内容は毎週一部変更しています。

毎週、麺が評価されているのは驚きました。おいしさの裏には努力があったんですね!

会社で何か取り組んでいることはありますか?

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

部署ごとに5S活動に関する取り組みを決めて、それを実行してもらっています。5S活動とは整理・整頓・清掃・清潔・躾のことです。これらがきちんと行われているか見回りをしたり、従業員から改善してほしいことなどを聞き、それをどうしていくかを会議で話し合ったりしています。

取り組みを行うことで部署内でのコミュニケーションが取れるのでいいですね!

どのような時にやりがいを感じますか?

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

総務になってからは採用などの人事の仕事やお客様対応も任されるようになりました。その中で、自分が立てた計画や自分の発言に対してしっかり評価してもらえるときにやりがいを感じます。

裁量権を持って働けるとやりがいも感じられそうですね!

若手社員の教育制度について教えてください。

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

教育計画を6か月ごとに部署の上司が作って、それを履行してもらうようにしています。また、1か月ごとに面談をして仕事の進捗状況を確認しています。定期的に進捗状況を確認するため、不安なことがあればすぐに相談することができます。

相談ができる相手がいると安心できますね!

どのような人材を求めていますか?

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

一番は真面目で一生懸命な人です。それから、やはりコミュニケーションがしっかりとれる人やリーダーシップのある人は重宝されます。社員はパートに対して指示を出していかなければならないのでコミュニケーション能力は大切です。

普段から積極的に人に関わって、コミュニケーション能力を向上できるように頑張ります!

23卒の採用について教えてください。

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

23年卒は5人を目標にしているので15人に内定を出したいと考えています。23卒のイベントには香川大学の学生さんも10人以上参加していました。インターンシップは夏と冬に実施され、2日間各部署の体験や講義を受けてもらいます。本選考では書類選考をしておらず、2回の面接で決まります。面接では経験よりも人柄を重視しています。

スキルや資格よりも人柄を重視ということはみんなにチャンスがありますね!

これからの展望を教えてください。

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

正直、コンビニ業界の店舗数は飽和状態となっているので成長は横ばいになっていくんじゃないかという認識があります。ただ、お弁当やお惣菜などの中食産業はこれから伸び続けると考えられるので売り上げ自体は減らないとは思っています。売り上げを伸ばすためにも新しい事業を考えていかなければならないですね。

新しい挑戦、なんだかワクワクしますね!

地域にどのように貢献していきたいですか?

業務管理課:Sさん
業務管理課:Sさん

自社の商品を通じて香川県の麺文化を県内外に広めていくことで地域に貢献していきたいですね。コンビニエンスストアで商品を売ることにより他県の方にも「こういった麺があるのか」と認識してもらえるようになりました。ゆくゆくは讃岐うどんだけではなくラーメン屋さんともコラボをして香川県ならではの麺文化を発信していきたいと思っています。

麺文化のすばらしさを広める、素敵な目標ですね!


以上でインタビューを終了させて頂きます。普段何気なくコンビニエンスストアで買う麺類は実は何度も試行錯誤を繰り返して作られた商品であることを知り驚きました。また、5S活動も徹底されており、従業員のモチベーションも上がる工夫をされている素敵な会社だと思いました。株式会社麺棒のSさん、本日はお忙しい中、長時間にわたりご協力ありがとうございました。

社名株式会社麺棒
所在地香川県善通寺市中村町1003-1
創業年1980年
資本金2,000万円
URLhttps://www.menbou.co.jp/