お菓子という幸せで人と人を繋げる-
カシウル西日本株式会社

今回は香川県でお菓子の卸売業を行っているカシウル西日本株式会社について紹介するよ!今回は管理本部本部長のYさんがインタビューを受けてくれたよ!

事業内容を教えてください。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

お菓子の問屋としての活動を行っています。地元のスーパーを中心にサービスエリア、大学や病院などの売店にお菓子を卸していて、大手のメーカーだけではなく、地元のメーカーのお菓子も取り扱っています。

様々な場所に様々な商品を卸していらっしゃるのですね。

Yさんはどのようなキャリアを歩まれてきたのですか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

最初は包装資材の営業をやっていたのですが、様々な企業の管理業務などを経て今の業務に就いています。業界が変わって、普段の業務のやり方や環境からガラッと変わることなど、大変なこともありました。しかし、そのおかげで、様々な視点から物事を見られるようになったと思います。

色々な経験を積まれていますね!

大正十三年(1924年)と創業されてからかなり長い老舗企業であると思いますが、今年、社名の変更があったのにはどんな思いがあったのですか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

社名に関しては、マックスバリュ西日本グループに入るにあたって、良い機会だと思い、変更することになりました。カシウルという名前は、従業員から募集した名前です。実際に働く人から名前を募集できたのは、良かったのではないかと思います。このように従業員からの意見を反映するような機会は、今後も設けていきたいと思っています。

従業員の方から出た名前だったなんて驚きです!

カシウル西日本の強みは何だと思いますか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

地元に特化していることだと思います。地元のお土産屋さんや、メーカーさんの商品は、我々問屋が間に入らないと、消費者に届けることに難しい部分があります。四国中心に取引をさせていただいているので、地域に密着した強みがあります。従業員も「お菓子を届ける」ことを使命にしていることも強みだと思います。

地元に密着した部分が強みにつながっているんですね!

ホームページにある「こだわり差別化商品」について教えてください。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

我々は、卸売として間に入るだけではなく、オリジナル商品の企画などもしています。一例として、見た目はうどん、味はレモンのうどん風グミなど完全オリジナル商品があります。これは、入社間もない若い社員のアイデアを活かして作られました。また、「おいり」という香川特有のお菓子の販売なども行っています。

※「おいり」はあられの一種でソフトクリームなどのトッピングや、結婚した際に、近隣の方に配るお菓子

こういったところからも地元の良さを活かしていることがよくわかりますね。

学生に求めるものは何ですか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

アンテナを広げることと、学ぼうという姿勢を忘れないことは、重要だと思います。また、現状に満足しない方は大歓迎ですね。今、満点のことでも、それが数年すれば、環境は変わっています。若い方には失敗したとしても、挑戦してほしいですね。

どんなことに取り組むうえでも大事なことですよね!

仕事をしているうえでのモチベーションになっていることはありますか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

お菓子とは、幸せなものだとか楽しいものだと思っています。そういったお菓子を届けるということはモチベーションにつながってきますね。

直接スーパーなどでもお菓子を手に取る人の姿を見られるのはいいですよね。

インターンシップの内容について教えてください

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

冬季に予定しています。一口にお菓子いっても様々な種類があり、どれを提案するのかという点は、お客様の要望などに合わせて考えています。その体験として、お菓子の食べ比べを行って、疑似的に提案営業してもらいたいと思っています。もちろん考え方や、提案の仕方については、フィードバックもさせていただきます。

かなり実践的な内容になっているんですね。これは就活やその後の参考になりそうです!

今後の展望について教えてください。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

まだまだ地域にはおいしいお菓子がありますが、それが知られていない部分があると思います。そういうような地元に根付いたお菓子の発掘をしていきたいと思っています。

広く知られていないお菓子の発掘…すごくワクワクします!

事業を通して香川県に貢献したいことは何ですか。

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

地元の人に、お菓子を喜んで食べてもらいたいです。そのためにも、お菓子の魅力を消費者の方々にずっと届けられるように、お菓子を売っていく、「カシウル」ことで貢献していきたいです。

お菓子を届けることに対する使命感が伝わってきます!

最後に学生に一言お願いします

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

カシウル西日本では、地元の良さを、お菓子を通じて発信もできますし、人々が笑顔になるようなお菓子を届けられます。その喜びを一緒に味わえたらと思います!

インタビューを行った後、実際に商談を行う部屋に案内してもらったよ!

管理本部本部長:Yさん
管理本部本部長:Yさん

インターンシップの話でも出ましたが、小売りの方にお菓子を提案する営業を行っています。ですから、営業では、陳列棚のどこに、どのような商品を置くかといった「棚割」と呼ばれる売り場の陳列計画を提案しています。

そのために、商談用の部屋には、たくさんのお菓子と配置用の棚が置いてあります。扱うお菓子は4,000種類ほどありますし、営業では味を知っておかないといけないので、お菓子の味見は欠かせません。

配置も含めての営業をされているんですね。見たことあるお菓子から珍しいお菓子までおいしそうなお菓子がたくさん!!


お菓子という幸せを消費者に届けるという使命感がインタビューを通して強く感じられました。また、地域に密着しているからこそ伝えられる地元の良さや、地元メーカーのお菓子の良さなど、地域に密着した展開の仕方は、これからのグローバル化の社会でさらに輝くのではないかと思います。カシウル西日本株式会社のYさん、お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。

社名カシウル西日本株式会社
所在地香川県高松市松並町1007-4番地
創業年月大正13年1月
資本金3,500万円
URLhttps://casiuru.net/index.html